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これって恥骨痛?

  • 床に座ったり歩くと、足の付け根や股の下に痛みが走る。
  • 股間部分が痛くて、歩き続けられない。
  • ズキッとピンポイントで痛むときもあれば、ジンジンと股からお尻にかけて痛むときもある。
  • 踏ん張ったり、力を入れると、恥骨が痛む。

上記のように恥骨痛の痛みと言っても、幅広く様々な痛み方があります。
股関節の痛みや尾てい骨の痛みと混同してしまいがちな恥骨痛ですが、ひどいと歩けないほど痛む場合もあります。

恥骨痛が起こる原因

恥骨とは、骨盤の前側にある骨で、体幹を支える大切な骨盤の一部です。出産時、恥骨には大きな負担がかかります。妊娠するとリラキシンというホルモンの分泌量が増え、赤ちゃんが通れるように少しずつ骨盤周囲の靭帯が緩んでいきます。赤ちゃんが成長するにつれて体重も増加し、緩んだ骨盤で支えようとすると結合部である仙腸関節(おしりの部分)や恥骨に大きな負担がかかります。

恥骨では骨盤と骨盤をつなぐ恥骨結合という軟骨で繋がっている部分が引き剥がされる方向に力が加わり痛みとして現れます。特に経膣分娩の場合は痛みが強く感じることがあります。

恥骨結合の距離が広がりすぎると、歩行や階段の昇り降りが難しいことはもちろん、寝返りをうてないほどの耐えがたい痛みを感じることもあります。

恥骨の痛みは立ったり座ったりの動作で強く痛みを感じますがこれは内ももの筋肉(内転筋)が恥骨に付着していることが影響しており、硬くなった筋肉によってストレスがかかるためです。

恥骨の痛みはいつまで続く?

産後の恥骨痛は恥骨結合の損傷の程度によって個人差があります。1か月程度で治る方もいれば産後半年以上かかる人もいます。産褥期(産後6週間〜8週間)にいかに安静に出来たか大きく影響する傾向にあります。

恥骨の痛みを改善する方法

1)ズレを調整して骨盤を締める
2)恥骨に負担がかからないように筋肉の調整を行う
3)整えた上で整体ショーツを着用する

恥骨に痛みがあると歩くことが苦痛になります。恥骨の痛みの治療は当院にお任せください。