産後に膝痛が起こる原因
妊娠や出産を経てから膝の痛みに悩む女性はかなり多いです。産後は授乳やおむつ替えなど頻繁に立ったり座ったりという動作があるため、膝に負担がかかり易い時期です。
その1妊娠中の負担
妊娠中の体重増加も気づかないまま膝関節に負担をかけています。妊娠中は、ステロイドホルモン(副腎皮質ホルモン)といって、炎症を抑える作用も持つホルモンが多量に分泌されます。しかし、出産後はホルモンのバランスが変化して、膝の炎症が表面化しまうことがあります。
その2筋肉の疲れ
太ももの筋肉は膝のお皿の部分を越えて下腿に付着していますので、立ったり座ったりすることで引っ張られ続けて、位置としてはお皿の少し上あたりに痛みが現れることが多いです。
また反り腰によって腰周辺の筋肉が支えられなくなると太ももの筋肉を使って骨盤を支えます。そのため太ももの筋肉が疲労してしまい、痛みが強く出ることもあります。
しかし、この場所の痛みは産後特有のものであるため大きな心配はありません。
膝の痛みの治療法
膝の痛みについては外傷(怪我)による靭帯や半月板の損傷などがあり、かなり重症となる場合があります。適切な検査を行って判断することが大切です。当院では様々な検査を行なって産後特有のものか外傷(怪我)によるものかの判断して処置いたします。
そして産後の痛みの場合はまず産後骨盤矯正をして股関節周りの歪みを整えます。そして膝への負担を減らすため、大腿の筋緊張を緩めていきます。大腿の筋肉は主に大腿四頭筋という4つの筋肉から構成されています。痛みの場所によって適切にアプローチする必要があります。
また、ただ緩めるだけでなく、動きを出していくことや作用しづらくなっている筋肉が作用するように施術することが必要です。
その上で膝に負担をかけないように筋力トレーニングを指導します。当院では「産後骨盤矯正」+「軸整体」+「産後パーソナルトレーニング」で膝痛を改善していきます。